(2021.08.16更新)
こんにちは、サトです!
デニムパンツには、
”流行”のもの、”独特な特徴”をもつもの
さまざまブランドがあります。
ですが、それらが一体
どんなブランドデニムなのか、
よくわからないことって多いですよね?
20年前からの人気デニムブランドなどは、
いまのお父さんたちには懐かしく、
その子供たち世代には新鮮かもしれません。
本記事では、
様々なデニムブランドの特徴について
「パッチ」や「タグ」と一緒にまとめました!
それでは、よろしくお願いいたします。

目次
■デニムブランド、いまってどんな感じ?
いまどきのデニムって、
どんなブランドがあるんだろう?
と言うことで、
”流行”から”定番”ものなど、
大きく3つに大分類!!
【定番系】デニムブランド
【流行系】デニムブランド 【レプリカ系】デニムブランド |
デニムブランドを、ざっくりと
この3つに大分類してみたので、
さっそくみていきましょう。
■【定番系】デニムブランド
定番のデニムブランドといえばこちらのブランド!
デニムの王道は、
もちろん【リーバイス】。
賛否はあるかも知れませんが、
ここが”定番”です。
————————
【Levi’s】(リーバイス)
”デニムの王”リーバイ・ストラウスは、
アメリカ合衆国を拠点とするアパレルメーカーで、
みんなが知っているジーンズのブランド!
超定番の【501】デニムパンツは、
何代にもわたって仕様など変化し、そして進化している。
→【LEVI’S 公式通販】サイトはこちら

————————
【A.P.C.】(アーペーセー)
A.P.C.のブランド名は、
「Atelier de Production et de Creation」
=『生産と創造の工房』の略。
デザイナー名を、洋服のデザインにむすびつけたくない、
ということが意図されたフランスのブランド。
シンプルながら、きれいめパンツの鉄板デニム、
それが「A.P.C.」です♪
→【A.P.C.】サイトはこちら

————————
【Nudie jeans】(ヌーディージーンズ)
LEEの元デザイナーが独立し設立。
スウェーデンの発祥のデニムブランドです。
パンツの種類も豊富で、
セレクトショップでもよく見かけますよね♪
安心して手を出せるブランドです。
→【Nudie jeans】サイトはこちら

————————
【ハリウッドランチマーケット】
代官山の”おしゃれブランドデニム”
のイメージが強いブランド!
お香をたいて、デニムも育てることを
楽しんだかたも多いのではないでしょうか?
【株式会社 聖林公司】が手がける国内ブランドで、
「OKURA」、「GAIJIN MADE」
「BLUE BLUE」なども手がけてるデニム界の重鎮。
→【H.R.M(ハリウッドランチマーケット)】サイトはこちら

————————
【ラウンジリザード】(激細)
テーラリングと、
シャープなデザインがイメージのブランド。
ジャケットスタイルに、
細身のデニムパンツであわせたい。
また、ロックな音楽性も感じられるブランドです。
→【ラウンジリザード】サイトはこちら
※現在サイトは閉鎖中(2021.08.17)

■【流行系】デニムブランド
・デニムパンツを価格帯別で、みていきましょう!
●プチプラ流行系デニム5選
・UNIQLO
・GU
・GAP
・ZARA
・H&M
ここらへんのブランドは、もうおなじみですよね♪
ちょっと長持ちはしない品質かもですが、
トレンドを手軽に買いかえできちゃうのは
この価格帯のデニムの最大の魅力です♪
————————
●1万円代流行系デニム代表
CIMARRON(シマロン)

・スペインのバレンシアで1988〜89年に、
ベーシックジーンズブランドの一つとしてシマロンはスタート。
スキニーの代名詞と言えるブランドで、
現在のアラフォーからアラフィフ世代が
真っ只中ではいていました。
ストレート、ナチュラル系なら相性がいいブランドで
定番のスキニーはいまだに根強い人気。
そして、やっぱり定番色は黒色ですよね!
ここらへんはミドルラインなので、
手を出しやすい価格帯です♪
→【CIMARRON(シマロン)】サイトはこちら
(※現在、シマロン・コアとして展開中。2021.08.17)
————————
●2万円代流行系デニム代表
YANUK(ヤヌーク)

・こなれた大人が身につけるイメージ。
品質やはき心地に定評があり、
いやみのないデザインがとてもかっこいい。
今年は、リゾートジーンズがオススメです。
→【YANUK(ヤヌーク)】サイトはこちら
■【レプリカ系】デニムブランド
古きよき復刻版の「レプリカ品」を強く打ち出している
デニムブランドもあります!
これまでに作られたデニムジーンズを研究し、
ブランドそれぞれの解釈を落とし込んでいるので、
その仕上がりはどれも究極のデニム。
生地の特徴として、
メリハリのきいた色おちを楽しめるのが
レプリカデニムの最大の魅力です。
また、自分だけのデニムを育てる体験、
これがができるのもレプリカならでは。
とくに、個性ともいえる
“ヒゲ”=“デニムの白いシワ”
これが、くっきりでるのがおもしろく、
これこそデニムの真骨頂!
●育てて味だし!デニムブランド10選!
【ステュディオ・ダルチザン】
ダルチザンの定番デニムジーンズといえば、「SD-105」。
15オンスの右綾デニム生地の仕様となっていて、
とくに”色落ち”に定評があります。
レプリカジーンズのパイオニア的な存在で、
そのスタイルは、意外にも万人うけするカタチです。
→【ステュディオ・ダルチザン】サイトはこちら

————————
【フルカウント】
フルカウントは、大阪発のヴィンテージジーンズのブランド。
コンセプトが面白く、「寝るまで脱ぎたくないジーンズ」だという。
麺の中でも上質な”ジンバブエコットン”を使用していて、
とても質感のよいデニム生地が特徴です。
→【フルカウント】サイトはこちら

————————
【ドゥニーム】
再現性の高い国内デニムブランド。
ヴィンテージデニムの中でも、
50年代から70年代のスタイルをメインに展開している
”レプリカジーンズ”はとても味わいがあります。
また、スウェット類にもこだわりがあり、
袖口がロングのクラシックなタイプが
いまでは逆にあたらしく、面白い♪
→【ドゥニーム】サイトはこちら

————————
【マッコイズ】
ザ・リアルマッコイズは、1988年に
A-2フライトジャケットからスタート。
もとは、ミリタリーブランドです。
1997年にはジョーマッコイを誕生させ、
本格的なデニムジーンズ制作を展開。
物資調達が困難な時代につくられた、
ここの【大戦モデル】の再現度は、
細部にまでこだわりがみられる一品!
→【マッコイズ】サイトはこちら

————————
【シュガーケーン】
1975年国内ブランドとして、
東洋エンタープライズがスタートした。
じつは、サトウキビを素材にとして使ったところから
この名はきている。【シュガーケーン=サトウキビ】
ゆっくりと織り上げた、
でこぼことした”度つめ”の生地が特徴。
→【シュガーケーン】サイトはこちら

————————
【フェローズ】
1991年設立された、
流行に左右されないモノづくりをモットーにしたブランド。
レプリカデニムでこだわりつつも、
手ごろな価格帯での商品展開がありがたい。
普遍性のが高く、
いつまでも着たいと思わせてくれるデニム。
→【フェローズ】サイトはこちら

————————
【オアスロウ】
オアスロウは、標準型の「スタンダード105」や
細身の「アイビーフィット107」が定番です。
特徴として、アーキュエイトステッチのような、
かすかなステッチがバックポケットに入ります。
また、ミミの仕様は赤耳ではなく、
他にはないうすーい”ピンクみみ”の仕様!
→【オアスロウ】サイトはこちら

————————
【リゾルト】
2010年スタートの、Resolute(リゾルト)。
中国・備後地方の職人の手によって作られる
”国産デニム”ブランドです。
「何年たっても変わらぬデニムを届けたい」と、
立ち上げたのは、元ドゥニームの林芳亨氏。
いまも彼のデニムを追い続けるファンは後をたたない。
→【リゾルト】サイトはこちら

————————
【ウエアハウス】
ヴィンテージデニムを、
生地を織る”糸”から復刻しているブランド。
あらたな主力商品の、
「デッドストックブルー」は、
深みのあるエイジングを再現している。
→【ウエアハウス】サイトはこちら

————————
【エビスジーンズ】
・No.1 #2000は、
ストレートシルエットのデニムパンツ。
股上は浅めで、
キレイめすたいるに相性がバツグン!
No.2 #2001は、赤耳(セルビッチ)の
オールドスタイルデニムパンツ。
→【EVISUジーンズ】サイトはこちら

■ほかにもある!こだわりブランド
【KATO`デニム】

→知る人ぞ知る、京都にあるデニムブランド。
立体裁断で仕上げられたデニムパンツは、
どれも履き心地が良くそして動きやすい。
オレンジ色のタグと、
長めにはみ出した糸がコレクター心をくすぐる!
1度履いて体験すべし。
→【KATO`デニム】サイトはこちら
————————
【KURO】

→熟練の職人が、1ではなく、
ゼロから作り上げることを念頭におき創造している。
ブランド名は、
日本人の瞳や髪の色である「黒」から着想。
ほかにはない繊細さが味わえるブランドです♪
→【KURO】サイトはこちら
————————
【JAPAN BLUE】

→コスパ最強ブランド。
“桃太郎ジーンズ”のヨーロッパ向け姉妹ブランド。
細身のシルエットがメインで!
1万円台と価格をおさえたわりに、
本格派のセルビッジデニム。
コスパが高いことで知られる。
→【JAPAN BLUE】サイトはこちら
————————
【Stevenson Overall】

→スティーブンソンオーバーオール。
2005年設立の、アメカジをベースとした
メンズファッションブランド。
仕事で着る、また週末に着るための
ハイクオリティな服を作ることが、
このブランドの基本コンセプト。
●【隠れた名品】4ブランド
“隠れた名品”呼ばれる、
デニムブランドもあります。
それは、こちらの4ブランド。
————————
【LEVI’S VINTAGE CLOTHING】
→その時々で取扱いアイテムは違います。
数量限定のヴィンテージモデルなと、
よりこだわりのあるアイテムをリリースしているが、
品数はとても少ない。
→【LEVI’S 公式通販】サイトはこちら

————————
【gourmet jeans】(グルメジーンズ)
→デザインチーム製作の、
日本人のためにつくられたブランド。
13オンスの岡山産デニムを使用しているのも特徴。
→【gourmet jeans】サイトはこちら

————————
【FABRIC BRAND】
→2013年にカリフォルニアにて設立されたデニムブランド。
日本の”伝統的な職人技”、
これをつかったデニム生地制作がこのブランドの醍醐味。
クオリティーの高さにも定評がある。
→【FABRIC BRAND】サイトはこちら
(※現在、個別サイトがございません。2021.08.17)

————————
【Serfontaine】(セルフォンティーヌ)
→ロサンゼルスのデニムブランド。
色落ち加工は化学薬品ではなく、フルーツなどをつかい
”オーガニック・ウォッシュ”色落ち加工をしている。
2011年頃、ブランド活動を終了しているため、
新品での入手は困難。
いまだミュージシャンのファンがいる。
→【Serfontaine】 サイトはこちら
(※現在、個別サイトがございません。2021.08.17)

■【国産デニム3大ブランド】といえば?
「BIG JOHN」

・国産デニムジーンズのパイオニアといえば「BIG JOHN」。
1940年に縫製業からスタートし、
1965年輸入ジーンズ販売と受託生産をおこなっていた
岡山県倉敷の「マルオ被服」が生産・販売を開始。
ただし、ジーンズ生地は輸入している。
→【BIG JOHN】サイトはこちら
————————
「EDWIN」

・創業は1947年。
日本人の体型にあった、履きやすいジーンズを
自分たちの手で創ることがEDWINの原点。
それまで輸入ジーンズを扱っていた
「常見商店」がたちあげた「EDWIN」。
生地は輸入で生産・販売。1961年。
ブランド名としてはこちらのほうが早かったようです。
1980年代に“ストーンウォッシュ”を開発した
メーカーでも知られている。
→【EDWIN】サイトはこちら
————————
「Bobson」

・1960年代後半、岡山県の山尾被服工業(株)が
つくったブランドの「Bobson」。
実は創業者は、BIGJOHN創業者の”実弟”。
1992年に東レとの提携により、
綿にレーヨンとポリエステルをおり混ぜた
やわらかい『04ジーンズ』がヒットしている。
→【Bobson】サイトはこちら
■デニムジーンズの3つの重要ポイント!
【革パッチ】

・うしろのパッチが革なら、
経年変化が楽しめますが、
今のデニムパンツでは”紙パッチ”が主流。
レプリカデニムでは、
革パッチにこだわっているブランドもあります。
自分だけの味だしをしたいなら、
だんぜん”革パッチ”です♪
————————
【セルビッチ】

・赤耳かそうじゃないかで、
ホンキ具合ってわかりますよね。
通常の生産では、
セルビッチ(赤耳)のような古い製法だと、
手間がかかるのであまりやりたがりません。
しかしデニムパンツの、
サイドの色落ちがとても特徴的になるので
セルビッチはあった方がかっこいい!
————————
【スソの仕上げ】

チェーンステッチをして、
洗って色落ちしたあとの、”すそ”。
“波うち状”になる仕上げになるのが
やはりかっこいい!
また、スソが切りっぱなしタイプにすれば、
ロックやグランジの雰囲気が演出できて
個性的なスタイルになれます!
■このデニムブランドを見のがすな!
「レプリカデニム」というと、
今の時代では少しおじさんぽい印象があります。
もし、今っぽい”国産デニム”が好みなら、
【オアスロウ】
というデニムがおすすめ。
また、逆のこなれたイメージをねらうなら、
【リゾルト】
というブランドのほうがおすすめ。
古着のような”こなれ雰囲気”になるので
満足度が高くなります♪
セルビッチ(みみ)の“アタリ”は
ほかにはない味わいがあるんです。
■すそステッチは〇〇がかっこいい!
色落ちはすごくいいデニムなのに、
すそのステッチが”シングルステッチ”だと
何だかいまいち何ですよね…。
やっぱりスソのステッチは、
【チェーンステッチ】
がこだわりがありカッコイイです。
面白みのないデニムジーンズにならない
そんなスタイルになるのがいいんです♪
やはり縫製は、ユニオンスペシャル
(※チェーンステッチできるミシン)
を使っていると、
素晴らしい”変化”を楽しめます♪
ふつうのシングルステッチでは、
デニムジーンズがもったいないですよ。
■デニムの洗濯で失敗しない方法!【おまけ】
【雷せっけん】は、
デニムの洗濯に適した洗剤の1つ。
添加物なし、大豆油を原料としていて、
生地への負担もかなりすくない。
【SAMURAI JEANS】サムライジーンズ KAMINARISOAP サムライ雷石鹸 ジーンズせっけん デニム石ケン 大豆油 日本製 アメカジ
ちなみに雷石鹸は、
サンダーレッドという洗剤と
実は中身はほぼ同じものとか。
しかし、同じ480グラムでも、
サンダーレッドよりも価格が安価なので、
雷石鹼の方がとてもおトクです♪

■まとめ
デニムブランドは、
お値段にはお値段なりのモノ
という傾向があります。
高いものには、デザイン性があり、
見えないディテールにも
こだわりがしっかりつまっている。
デニムを着ることはその”歴史”を着ること。
進化しつづけるデニムも、
実は、変化の連続で生まれたものなんですよね。
たくさんのデニムを知ってから着ると、
また格別の満足がえられます♪
まだの人は、
ぜひ一度ためしてみてください!
ファッションとは、
“最高の自己満”
とも言われます。
着用するひとが“良い”と思えれば
それで良しなんですよね(^^♪
歴史あるデニムブランドでは、
ほかにも”ラングラー”や”リー”も古くからありますが、
それはまた、別のブログにて♪
この記事を、
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました!
【あわせて読みたい記事】
コメントを残す